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2015.06.18(Thu)

【野田洋二郎主演】トイレのピエタの原作の感想ってどうなの?

『トイレのピエタ』 松永大司

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恋する(恋愛)

『トイレのピエタ』

松永大司

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こんな人におすすめ!

・野田洋次郎が好き
・恋愛観や死生観の含んだ世界観が好き
・世界の中心で愛を叫べに感動した人

あらすじ

・主人公の宏は26歳。美術大学卒業後、芸術家になることを夢みていたが、アルバイト生活が続いている。
・いつものアルバイトの最中に倒れた宏が病院先で、余命三か月の宣告を受ける。
・自暴自棄になる宏の前に現れたのは、挑発的で大胆な女子高生の真衣だった。
・余命が迫る中で心情が変化していく宏が、最期にとった行動とは・・・?

野田洋次郎主演のトイレのピエタが今話題沸騰中

人気ロックバンド「RADWIMPS」のメンバーである野田洋次郎が、初の映画主演をした作品「トイレのピエタ」が今話題になっています。

初主演を務める野田洋次朗は、メディア露出が控えめと言われています。しかし、今回は脚本を読んで感動と共感を覚えたため、迷わず主演を引き受けたと試写会で語っています。また、映画「トイレのピエタ」は、韓国では二番目に権威ある国際映画祭に出品することも決定し、今後さらに注目されることが予測されます。

実はトイレのピエタには原作と原案があるんです。今回は原作や原案を中心にトイレのピエタについて紹介したいと思います。

トイレのピエタの原作の評判とは?

一般的に映画化された作品は、原作の著者と映画の監督が違うことが多いです。しかし、トイレのピエタは松永大司監督が直々に書き下ろした作品になっています。

映画版トイレのピエタは、原作よりやや恋愛に重点が置かれているようですが、基本的には映画と原作は同じ内容になっています。なので、映画から先にみてから、原作で自分の受け止め方と実際の主人公たちの意図を、比較してみるのも面白いかもしれませんね。

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トイレのピエタはブルーワーカーとして、窓ふきのアルバイトをしているシーンから始まります。松永大司監督が最初のドキュメンタリー映画を撮っていた時期に、窓ふきのアルバイトをしていた経験から、実体験に基づいた過酷な現場が表現されています。

窓拭きのような危険な作業をしても日給は一万円ちょっと。夏は超暑くて、冬は超寒い。

冬のビルの屋上から眺める夕暮れ時の景色はとても寂しい。冬の寒い日は肉体的にも精神的にもダメージをうける。

成長も変化もなく、ただ淡々と日々の作業をこなしていく宏。その宏に告げられた余命三か月の命でした。

緩やかに衰退していくだけの生活で、宏は突き落とされたように絶望に陥ります。そんな絶望の淵で宏は、偶然出会った女子高生の真衣を中心に、明るくて誠実な入院先の患者たちによって、利己的で独りよがりの自分を見つめ直すようになっていく。

希望を見出すことの尊さや、命を削って表現していく様子が描かれた作品になっています。

映画「トイレのピエタ」では野田洋次郎が主演

人気ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎が初映画で主演したことから話題になりました。
6月6日(土)より全国にて公開しています。野田洋次郎の初演技ですが、刹那的な恋愛観や死生観、宗教観の含まれている歌詞を書いていることも関係しているのでしょうか。主人公の宏の感情で共感できなかった部分はなかったと話しています。

主題歌の「ピクニック」は野田洋次郎が手掛けています。
「RADWIMPS」ファンにはたまらないですね!

また、ヒロインの女子高生は、現役女子高生である杉咲花が演じています

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出典 shochiku

回鍋肉のCMの愛らしさから一気に人気になった杉咲花ですが、トイレのピエタでは挑発的で儚ない純粋さを持つ女子高生を演じています。他の出演者も佐藤健や市川紗椰といった豪華共演者が揃っています

手塚治虫の最期のメモからインスピレーションを受けた

トイレのピエタがここまで話題になった理由には、原案が手塚治虫だったためです。

手塚治虫ってたまに分からない人いますだ、小学生が読む偉人の伝記シリーズにも、唯一の漫画家として名前載っている有名な漫画家です。おさむを漢字変換したら、治虫って表記されるほど有名なんですよ。すごいですね笑!鉄腕アトムとかブラックジャックを描いた漫画家です。

原案者である手塚治虫も癌でこの世を去りましたが、最期まで漫画を描き続けたと言われています。そして、手塚治虫が晩年に残したアイディアのメモが、トイレのピエタでした。

余命が少ない男が病院のトイレの天井にピエタ像を描く、それが手塚治虫のアイディアでした。松永大司はどのようにリメイクして今回の作品を作ったのかは、是非自分の目で確かめてください!

ピュ~ぴるを監督した松永大司

冒頭から、松永大司、松永大司と言ってますが、松永大司って誰やねん!

という方に、最後説明します。
 
松永大司は、「ピュ~ぴる」というドキュメンタリー映画で一躍有名になった映画監督です。
ピュ~ぴるは雑誌VOGUEに取材されたこともあるデザイナーであり、性同一性障害でもあり、自分の作品や性に向き合って過ごす8年間を記録したドキュメンタリーです。ピュ~ぴるは世界から、かなり良い評判をもらった作品でした。ロッテムダム国際映画祭を中心に、12ほどの映画祭に招待され世界から称賛されました。

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そんな凄腕の若手映画監督が挑んだのが、今回の「トイレのピエタ」という作品です。

8年間も一人のアーティストを見続けたことが、今回のトイレのピエタの宏に大きな影響を与えたのは間違いないでしょう。事実、松永大司監督自身も「ピュ~ぴる」を撮らなければ、トイレのピエタは撮れなかったと発言しています。

原案、原作、監督、キャストと、ぬかりなく手間暇かけた「トイレのピエタ」!興味がある方は、是非チェックしてみてください!

みんなの口コミ、レビュー

浄化と昇天、それはまさに魂の道行き。それから、トイレのピエタって、そういう意味なのね。なんだか好きな感じだった。映画も観てみたい。
出典 読書メーター

映画を観て、すぐに原作が読みたくなって購入。基本のストーリーというか、台詞まで映画と同じだった。そのお陰で、あのシーンはこういう心情だったんだ、と分かることが出来た。出典 読書メーター

RADWIMPSの野田さんを思いながら読んだ。宏の役はぴったりだと思う。学校のプールで300匹の金魚が泳ぐシーンは夏らしくて、感情の激しさがキレイに出ている良い場面。「死」を普通の人は意識しない。でも、自分は普通ではないのだなぁという切ない気持ちが良く書かれている。出典 読書メーター

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